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活動報告

  • 2011.09.13
  • 関の考え方
  • 原子力発電の論点整理「第十回 他の発電方法 (3)バイオマスエネルギー」

  • ※このシリーズは、日本の今後の適切な発電方法を考えるべく日本の電力事情を皆様と確認するためのシリーズです。

    皆様の意見の確立にお役立てください。ご意見を私のfacebookにお寄せ頂きますと光栄です。

    Ⅰ.バイオマスエネルギー

    1. 概要
    動物や植物などの生成や排出される有機物から発生する燃料を使用する。

    例えば、豚や鶏などの家畜の糞尿からメタンガスを作ったり、サトウキビからはエタノール、木くずからは固形化燃料を作り、発電に利用する。

    2. 利用物の分類

    (1)廃棄物類

    ①農林水産系
    ・農業(わら、もみ殻など)
    ・畜産(家畜糞尿など)
    ・林業(間伐材、おがくずなど)

    ②廃棄物系
    ・産業(下水汚泥、木くずなど)
    ・生活(生ごみ、廃油など)

    (2)栽培作物類
    ・サトウキビ、トウモロコシ、海藻など

    ※日本ではほとんど利用されていないが、ブラジルなどではサトウキビを利用しエタノールを作り自動車燃料として利用。

    3.評価

    (1)長所
    バイオマスエネルギーを燃やして発生するエネルギーは、二酸化炭素を発生させるが、再び光合成用に葉に吸収されるため、地球温暖化の問題は関係なし。

    (2)短所
    メタン発酵後のくずの処理、また収集や輸送方法に課題あり。
    食料用穀物を原料にする場合、食料需給バランスの考慮が必要。

    Ⅱ.廃棄物発電・スーパーごみ発電

    1.概要
    地方自治体が所有(委託)する清掃用工場などで、ごみを焼却する際に発生する熱を利用して蒸気を作り、タービンを回して電気を作る。

    ガスタービンと組み合わせた高効率の「スーパーごみ発電」もある。

    2.評価
    (1)長所
    ごみ焼却時の熱を利用するので、二酸化炭素の排出がない。
    焼却する際の熱を給油や冷暖房に利用可能。

    (2)短所
    発電効率が低い。
    燃料となるごみの量が一定しない。

    Ⅲ.燃料電池

    1.概要
    水素と酸素を反応させて水を作る際に、電気と熱を発生させるもの。
    自動車、家庭用発電地、携帯電話電池などの利用が進められている。

    2.評価
    (1)長所
    電気使用場所の近隣に設置でき、送電ロスなし。
    排出物が水のみであり、空気汚染に関係なし。
    水素と酸素が反応する際の熱を利用することができる。

    (2)短所
    水素を供給する仕組みが未整備。
    電池の耐久性とシステムの信頼性が低い。

    (注:出典 社団法人 家庭電気文化会)

    (次回に続く)

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